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「褒めない」んですか?

叱ってばかりじゃないですよ。
朝はつい怒っちゃう。
でも、ちゃんといいところは褒めているから大丈夫!
・・・
「ちょっと待って!褒めればいいってもんじゃないよ!!」
と、私は声をあげたい。

アドラー心理学ベースの「愛と勇気づけの親子関係セミナーSMILE」(以下SMILEと表記)では、
「褒めない、叱らない、勇気づける」子育てを提唱しています。

SMILEの中で、よくある質問が
「子どもを褒めて育てるのがいいことだと思ってしてきましたが、
 褒めてはいけないのですか?
というものです。

いいんです、褒めても。
(えっ?いいの!?)

問題は「褒める」という行為を、あなた(親や先生)がどう捉えていて、
どのような態度で使っているかということです。
(はい、問題がありますね)

叱る・怒る育児より、ずっといいです。
私が子どもだったら怒るお母さんより、褒めるお母さんの方が、いいもん!笑
けれど、「褒める」育児には落とし穴があることは確かです。

まず、論理がまだわからない小さな子には
「褒める」のはあり!だと私は思っています。
適切な行動をした時に、お母さんやお父さんが嬉しそうに注目してくれている
ということが伝わるからです。
「褒」という字は、赤ちゃんを抱っこしている人の様子を形にしたものだそうです。
抱っこしながら「いい子いい子」って、褒めたのかな。(^ ^)

次に、みなさんが「褒める」をどう捉えて使っているかという問題。
(1)子どもが結果を出したときに褒める・子どもが自分のお好みに合った様子のときに褒める
(2)子どもの行為自体を褒める(結果はどうあれ)・子どもの存在そのものを褒める
  (1)は条件付き、親目線、(2)は無条件、ありのまま という捉え方をしています。

(1)は親が評価者で上から下へ、子どもの行為や結果が親のお眼鏡に適ったときに与えられるものです。
・「100点とって偉いね」=100点取れないと偉くない=60点なんてダメだ
・「優しいお兄ちゃんね」=優しくないと認めてもらえない=妹を泣かせたボクはダメな子だ
という感じで、その条件に自分が合わないとき、自己否定に繋がりかねない関わりです。
(2)を、子どもの気持ちに共感しつつ使うとき、それは「勇気づけ」になるのではないかと思います。
 特に子どもがうまくいかなかったときに行為を褒めることは難しいけれど、勇気づけになります。
・「一生懸命に取り組んでいて、偉いなって思って見ていたんだよ」=自分は一生懸命取り組んだ=よかった
・「残念だね。けれど、これにチャレンジしたってこと自体、すごいことだと思うよ」=チャレンジするのはいいこと

そして、どのような態度で使うか、ということです。
これは、アドラー心理学を学んでいる人なら何度も何度も目にし、耳にしている言葉
「尊敬・信頼」の態度です。
子どもを自分と同じように大切に思い、礼節を持って接し、
可能性と良き心と明るい未来を含めて無条件に信じたとき、
褒め言葉は勇気づけとして作用することがあると思います。
極論を言えば、この態度が身についていれば、
たとえ叱ったとしても、その人の言葉は勇気づけとして作用し得るのではないでしょうか。

尊敬・信頼の気持ちがなく「褒める」子育ては、
評価者としての親が子どもをコントロールしているだけの子育てです。
百害あって一利なしです。

アドラー心理学の提唱する「勇気づけ」の子育ては、
尊敬・信頼・共感の態度をベースに子どもに関わることです。
子どもの心が今何を感じているかをわかりたいと思うところからスタートするのです。

この子を、今あるがままの姿で、短所も含めてまるごとこのままに
どう活かしていこうか工夫しながら毎日を粛々と、明るく過ごすことです。


勇気づけについては、またの機会に!


「愛と勇気づけの親子関係セミナーSMILE」は
 子育て中の親にとって、
 家族関係を良くしたい方にとって、
 最強のバイブルになりますよ。


・・・
次回新浦安開催は5月8日〜6月26日(毎火曜日)の計画です。
(今年度はこの後は開催しません。)


子どもと一生涯の良い関係を築きましょう♪




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駅まで行く途中、立ち止まって撮影する私を待ってくれる家族がいます。

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