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それが私の幸せ

「まず自分の幸せ、それから他人の幸せ」
これは私が高校生(中学生?)の頃から言い続けて来た言葉です。
笑いを取る意図もありましたが、本音でした。

アドラー心理学を学び、
「勇気づけのステップ1で自分を勇気づける」
ということを知った時も「そうそう」って思ってました。自分が幸せじゃないとね〜!って。

でもこれ、私の場合はちょっと(だいぶ)間違っていました。

学びが深まって来るにつれ、自分の考え方や言い方に少し違和感を覚えるようになり、いつしかあの言葉自体を思い出さなくなっていました。

そのことを最近ふと思い出したんです。

「まず自分」と言っていた頃の私は利己的で共同体感覚も低かったんです。自分を整えるということではなく、満足することを求めていました。「満足」です。
なかなか求めるようにはならないものですから、私が他人のために動くことも少なかったと思います。

では、今はどうなんだと言いますとね

「まずあなたの笑顔、それが私の幸せ」

大人になったな自分、って思うわけです。
他人 という言葉も距離感があって嫌だなあ。
誰かを勇気づけ、それによって私が勇気づけられ、充分満たされた私は利他的な考え方と行動が出来るようになったのではないかと思うのです。

家族のことならば、みんなが幸せを感じる方法を考えるのが一番楽しい。
パートナーのことならば、明日はどうやって喜ばそうと考えることで私自身が幸せな眠りにつく。
仕事ならば、子どもたちが本当に笑顔でいられるために自分にできることは何でもやりたいと思う。
友人関係ならば、元気でいてほしいと祈っているし、会いに行きたいと思うのです。
自分のことは、今はっきりと他者と同列に考えることができていると言えます。他者も自分も同じように幸せになる権利をもった大切な存在です。
私はこれからもより大きな共同体への貢献を考えて行動していきます。

それは、言うまでもなく、自己犠牲とか綺麗事じゃなくて。心からやりたいことを自分から取りに行こうと思っています。
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プロフィール

池田彰子

Author:池田彰子
アドラー心理学、日常、ココロの中などを綴っていこうと思います。