スティーブ ジョブズが言ったように、
人生で起きることは点と点で繋がっている。

次女は、小学生のときいじめられていました。
友だちから色々言われた言葉に
傷ついて、自信を無くして行きました。
ここには詳しく書きませんが
例えば「ブサイク」という言葉。
素直な優しい子に見えるこの子を・・・。
私がいくら勇気づけても
「親だからそう思うんでしょ。お友だちはそういうふうに思わないもん」
と跳ね返される。
・・・
友だちは親しみを込めて言ったのかもしれない。
この子は元気で強いから、そのくらいの言葉は大丈夫と思ったのかもしれない。
どこかで覚えたその言葉を使いたかっただけなのかもしれない。
心は見えません。
でも、言葉は残ります。
次女から知らされたその言葉に
私も傷つきます。
当人の痛みはどれほどだったでしょう。
しばらく学校を離れて元気を取り戻し
また地元の学校に通い始めたものの、
ちょっとしたきっかけで不安に襲われた次女は
その後2年間、ほとんど学校へは行きませんでした。
登校していませんし、テストも良くないか受けていないですから、
成績はオール1みたいなものでした。
それでも、ちゃんと進学できるんです。
行きたいと思える学校が見つかったからです。
心まで動かなくなったわけではなかったからです。
本当は、学校に行きたかったのです。
いま、次女は毎日楽しく登校しています。
新しいことにチャレンジしています。
勉強もしています。
成長しています。
そうなってくると、
ちょっと後ろを振り返って
あの時の〇〇が役に立っているな、とか、
△△だったから、こうしてるんだ、とか、
いろんなことがポジティブに繋がって来ます。

心に栄養をつけて、
自信の根っこをじっと待っていたら
小さな芽が出て
それを育てて
そしてまだまだ伸びていきます。
私がしてきたことは
そばでへらへらしたり、
自分の仕事を頑張ったり、
そのままの彼女を肯定して認めたこと。
ときに、自分の気持ちを伝えたこと。
迷ったり間違えたときは
正直に話し合ったこと。
これからも、次女の学生生活は続きますし、
私の子育ても続きます。

全然「ブサイク」じゃないと思うのですがね・・・。
この写真なんかを見ていると、
ああ、この子はものすごく、ものすごく、頑張って生きてきたな
って、思います。
この柔らかそうな心で
お友だちの言葉も、自分の考えも、親の心配も全部吸収して
頑張って生きてきたな
って、わかる気がします。
思春期の半分(残り半分はまだこれからでしょう)を辛い思いと共に歩んだ彼女は
とても優しい子です。
お友だちをいじめるなんてこと、たぶんしないでしょう。
反対に、アニメやお笑いなどの、楽しいことや面白いことが大好きに育ちました。
これからは
私が彼女の背中を見て
生きて行くんだなぁ~
と、子育ての終盤に向かう自分の背中をさすってあげたい私です。(*^_^*)
なんやかんやあったとしても
これからもあるんだけど、
人生の流れは
好い方へ向かっている。
思い描いたように。