完璧な子育ては存在しません。(-ω-)/
どんなに素敵な親が
どんなに心を砕いて育てても、
一人の人間が大人になっていく過程には紆余曲折があります。
ウチノコモ イロイロアリマス(-_-;)
けれども、その方がその子の人生は味わい深いものになりますし、
さまざまな課題をクリアしていく中で
子どもの中に問題解決能力も自信も
他者に対する共感力も想像力も
身について行くのではないでしょうか。
親も子も共に迷い、考え、最善の選択を繰り返しながら
自立へと繋がっていくのが子育ての道です。
どうか、その道中をかけがえのない時間にするために工夫して暮らしてください。
この子が生まれたあの日の感動を忘れることなく接してください。

それが、親にできる唯一最大の勇気づける子育てです。
そうは言っても、あわただしい毎日。
余裕と潤いある日々を送れるようにするために必要なことは何でしょう?
私は、
親自身が自分の人生を楽しみ
自分を大切にすることを知っているということなのではないかと思います。
お父さん、お母さんにお尋ねします。
「あなたは自分が好きですか?」
「あなたは自分の人生を味わい深いものだと、笑顔で言えますか?」
「あなたはあなたのパートナーをかけがえのない存在だと、きちんと伝えていますか?大切にしていますか?」
これらの質問に躊躇することなく「Yes」と答えられる人の子育ては
きっと豊かで潤いがあり温かいものだと思います。
しかし、冒頭で書いたように、完璧な子育ては存在しません。
親も子どもも迷い、悩み、試行錯誤する中で育っていくものです。
まさに、そのプロセスが子育てなのです。
ゆっくり行きましょう。
失敗をも楽しみましょう。

まず、
完璧を目指すこと(子どもにオールマイティな完璧さを求めること)をやめましょう。
あなたにとっての40%だとしても
それを子どもに強要した段階で
子どもにとっては100%を要求されているということになります。子どもは子どものスピードとリズムとやり方を持っています。
私たち大人より、ずっと鋭い観察力と洞察力を持っています。
それを鈍らせるのは、大人の余計な指示命令です。
子どもを信頼し、任せましょう。
持て余した時間で
大人は自分がやりたいこと
パートナーと仲良くなれることに時間と労力を使いましょう。
それが、豊かで愛のある家庭を、
そして子どもとあなたそれぞれの人生を創っていくのです。
子どもが手を離れたとき、
子どもと、パートナーと
「なんだか寂しくなるけど、本当に、本当に楽しい子育てだったね。ありがとう」
と語れるような今日を過ごしてください。
この年末、みなさんはご家族でどんな時間をお過ごしになりますか?

2016.11.先日発行の塾内報に掲載した文章です(*^_^*)
お読みいただきありがとうございました。
またね~