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コツコツ取り組む

「嫌いなことでもコツコツ取り組んでほしいです
今、大変でもコツコツやっておけば、後で必ず良かったと思うから」


ある意味
その通りで、
ある意味
間違っています。

発達心理学上、小学生くらいの時期に
「勤勉性」が身につく
と、されています。
但し、これは「自分が大好きなことに」コツコツ取り組む
たくさんのことを知識として吸収し
たくさんのことができるようになり
その結果、子どもは
頑張れば結果は変わるんだ
という体験を実感としてすることで身につく能力です。
頑張ればできる!という感覚は
有能感にもつながりますから
自己受容(自信)にも大きくかかわって来ます。

但し、これは「自分が好きなことに」コツコツ取り組む
ってのが大事なんです。

イヤイヤしたことから得るものは少ないです。
・努力は面白くない
・将来は苦労の連続
・人生は苦難
・頑張れない自分はダメだ
・こんなに頑張ってこんだけ
・これだけ頑張って得た成果は、これほどまでに頑張らないと得られないものなんだ・・・たいへんだなぁ
なんてことを学ぶのではないですかね。

根性説のお好きな方には
私の意見は気に入らないでしょうから
「お前はそんなこと言ってろ!」
と、吐き捨てて下さって結構です。

子どもがキラキラと瞳を輝かせながら
その子にしか得られない能力を
その子のやり方で身につけたときの喜びを
見つけてほしいと思うのです。

宿題でもお勉強でもそろばん練習(笑)でも
「好きなこと」ならどんどんやらせてあげましょう!
「興味がある」ことも楽しめる要素があります。

ですから、宿題でもお勉強でも、
子どもが「やってみたいな」と思うように
お膳立てしてあげる工夫があれば
子どもたちはその中から先に言った勤勉性や有能感を持つようにもなるのです。




大人が何の工夫もしないで与えても
そこに食いついてくれる子は少ないですね。


やっぱり、愛だけじゃ育たないんです。
工夫と努力は大人にも必要です。

子どもの成長は大人にとって「好きなこと」のはず。
コツコツ工夫を重ねましょう~♪



はい、そう来ました!( `ー´)ノ




またね。

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プロフィール

池田彰子

Author:池田彰子
アドラー心理学、日常、ココロの中などを綴っていこうと思います。