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「感情」について本気出して考えてみた

「感情」、好きですか?愛していますか?

つい、感情的になって子どもを叱ってしまう・・・
夫と話すと感情的になっちゃう・・・
感情的に物を言わないで!

こういう時の「感情的」という言葉はネガティブな感情を表していますね。
「怒り」「いらだち」「悲しみ」「恨み」「妬み」「被害者意識」
・・・
まだまだあるでしょう。

ところで、ポジティブな感情はどうですか?
つい、嬉しくて感情的になりました。
夫と話していると感情的に高まります。
感情的に愛を伝える
・・・
言わないですねぇ~(私は遣わない言い回しです)

感情って、どこから出てくるのでしょう?
自分からですね。
感情を決めるのは誰でしょう?
自分ですね。
感情を表現するかどうか決めるのは誰でしょう?
自分。
感情を表現するのは誰でしょう?
自分。

感情は、いつも自分にとって合理的(目的に合う形で)に現れます。
自分のものだからです。

自分で作り出したものに
いいも悪いもないんです。


だから
感情は肯定し、受容し、友として迎え入れるものです。
自分そのものだからです。
但し、感情は裸んぼの自分ですから、
そのまま出してもいいときとそうでないときがあります。
いや、「スッピンの自分」くらいかな?(笑)

ポジティブな感情は、建設的です。
他者と自分を結び付ける役割をします。
ネガティブな感情はその反対です。
他者と自分の間に距離が開きます。

いったん迎え入れた感情くんは
自分の感性や直感的な好き嫌いのサインだと考えることもできそうです。
自分らしさ、人間らしさでもあります。

だから、
蓋をしたり、気づかないふりをしたり、押し込めたりしないで。

「不適切」と感じたら、
受け流しましょう。
文字通り「受け」入れる、そして「流す」、スルーするのです。

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感情を使う
思考を使う

お行儀がいいのはどちらでしょう?

不思議ですね。
感情を使うとお行儀が悪いみたいですね。
どうしてでしょう。
それは、感情は、
人それぞれ違うもの(自分)がベースになっているからです。
それに対して思考は「言語」という共通のものがありますから、
同じ土俵で議論できるので、
お行儀良く感じるのですね。

お行儀というのは、礼儀正しいかどうかです。
礼儀というのは
「人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式。特に、敬意を表す作法。」(goo辞典)です。
相手を大切に考えていることが伝わるように
裸んぼの自分の使い方を工夫した方がいいのです。

お行儀良く見せようとして、

賢そうに振る舞おうとして、

自分の感情に蓋をするのは

自己矛盾

いいのいいの、感じるのはいいの。

その表現の仕方を考えればいいの。



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(八ヶ岳の花)




最後までお読みいただき、私は嬉しい♥です。(*^_^*)

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プロフィール

池田彰子

Author:池田彰子
アドラー心理学、日常、ココロの中などを綴っていこうと思います。