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子どもの不適切な行動、ママはどうする?!

子どもの「不適切な行動」は、どんな対応で減らして行くのでしょう。


やはり昔の記事です。
姫子(次女・仮名)の言動が可愛い(親バカ)ので、採用します。(*^_^*)

*:・゜’☆ ,。・:*:・ ゜★,。・:* :・゜

子どもは、たいていの場合
注目してほしい、関心を持ってもらいたいと思い、行動します。

子どもはいつも愛情(注目・関心を含む)で満たされたコップを持っていたいのです。
厄介なことにこのコップは満たされたままとどまらず
炎天下で水が蒸発するように
愛情も蒸発していきますから
子どもは常にこのコップを満たして欲しいと思っているのです。

一方大人はこの愛情のコップの蒸発の速さを知りません。
ついうっかり、子どもに心を向けることを忘れてしまうのです。

そこで、子どもはこのコップを満たすべく
様々な行動をするのです。

まずは褒められよう、認められよう(正の注目)と、適切な行動をします。
しかし、ここで大人が気づかず、
勇気づけすることを忘れてしまうというようなことが何度も続くと
子どもは、適切な行動では望む結果が得られないと思います。

すると、今度は叱られ(負の注目)てもいいから注目・関心を勝ち取ろうと
不適切な行動を始めるのです。

ここで、不適切な行動に注目を与える、つまり叱ると、
そのパターンは繰り返されるようになります。

不適切な行動は注目せずに受け流す、
そのかわりに適切な行動を勇気づけましょう。

:・゜’☆ :*:・:*:・゜’☆ ,。・:*:・ ゜★,。・

姫子が2歳の頃の出来事です。

私は夜、パソコンに向かって仕事をしていることが多く、
姫子は退屈気味でした。
私がパソコン相手に仕事に夢中になっている間、
きっと姫子はお利口に過ごしていたに違いないのですが、
何しろ私は気がついていないのです。

1時間もするとまとわりつき
ピ~ピ~騒ぎ始めるのが日課でした。

しかし私は
アドラー心理学の「SMILE」(愛と勇気づけの親子関係セミナー)
を勉強したオカアサンですから
不適切な行動には注目を与えず、受け流しておりました。

すると、姫子のヤツ、

私のパソコンの電源ボタンを小さな指でプチッと・・・!×○#%&!!!


「コラ~ッ!何をした?」
と、私。
すると姫子、いたって平静に

「ピッてちた。(にっこり)」


・・・・・・・・・・(T_T) 注目が足りないと
不適切な行動はエスカレートする・・・。

姫子がここでニッコリしたのは
母の青ざめた顔が面白かったからとか
そういうことではなく
単純に、母が初めて自分の方を見て言葉をかけてくれたからに他ならないのです。

*:・゜’☆ ,。・:*:・ ゜★,。・:* :・゜

不適切な行動には注目を与えない、
というのが原則ですが、
その対価として、子どもが適切な行動をしている時にしっかり関心を示し
勇気づけるメッセージを送り続けなくてはいけません。

子どものコップを褒める・勇気づけるなどの正の注目で満たしてあげることで、
子どもは負の注目を得る必要がなくなる、
即ち不適切な行動は減って行くのです。

今では姫子はママの「仕事」の意味を理解し
4歳なりのボリュームで我慢したり待ったりできるようになり
小さな指に突然パソコンを強制終了されることもなくなりました。

・゜’☆ :*:・:*:・゜’☆ ,。・:*:・ ゜★,。・

記事を書いた当時、姫子は4歳でした。
そんな姫子も中学生。
日々武勇伝を更新しつつも、それを公開するのを私は禁止されています。
残念。面白いんだけどなあ。

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プロフィール

池田彰子

Author:池田彰子
アドラー心理学、日常、ココロの中などを綴っていこうと思います。