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感情は「映画を観るように・・・」

今回は感情をコントロールするために知っておきたいことをお話ししたいと思います。

まず、感情は私たちのお友だちです。
私たち自身です。
どのような感情も、否定するものではありません。

ポジティブな感情は大いに味わい、大いに表現しましょう。
ネガティブな感情は心のサインです。
映画を観るように、感情の文脈を味わうのです。
そして、ジャッキーチェンが(古っ)「アチョー!」ってやったからと言って
自分も「アチョー!」ってしなくても、事態は解決するのだということを
知っておけばいいのです。


ですから、ここではネガティブな感情を道具にしない方法を考えたいと思います。
・・・ん?なんか、ムズカシイこと言った?


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私たちは普段
主観的に物事を見、判断し、行動します。

誰もがみな「~であるべき」「~に違いない」という
自分の考える信念・正義(私的論理)の中で生きています。

この正義(私的論理)は感情に大きな影響を及ぼします。

「お友だちは大事にするべき」という正義を強く感じている人が、
自分だけお菓子をほおばっている子を見ると
「!!なんで自分だけ食べているの?分けてあげなさい!」
と、怒りと共に指示命令を発動する
というような感じです。

これらの論理は
個人的には絶対正義です。

しかし、視点を変えて

他人が見たら

別の文化圏から見たら

または社会全体から見たらどうなのか

議論の余地がありませんか。

まずは、「私的論理」は「自分の」「考え」だと知ることが大切です。


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さて、この「私的論理」
強ければ強いほど感情的になりやすいのではないでしょうか。

いつも自分を相手に合わせる必要はありませんが
育児や教育の場では
子どもの側に立ったものの見方や感じ方が
非常に重要な意味を持ちます。  

相手を丸ごとわかってあげることは人間関係の最重要事項です。

「わかってもらえた」と思う相手に 人は心を開くからです。

相手が子どもの場合
思考を回転させ始めるとでも言えばいいでしょうか。
子どものことを理解しない大人の前では子どもは身も心も(思考も)堅くします。

感情に囚われた人や
私的論理が強すぎる人は
それを観察する余裕がありません。

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教育や子育ての現場では
「このくらいできるだろう」という私的論理が
「どうしてできないの?」という疑問に繋がります。
時間を守る (毎日同じ時間なんだから・・・)
宿題をする (習ったんでしょう・・・)
片づける (自分で出したんでしょう・・・)
・・・

教師や親の中に焦りや苛立ちの感情が起こるのではないでしょうか。
感情が波立ったら、それは心のサインです。
しっかりキャッチして、自分のどんな私的論理が働いているのかを感知しましょう。
そう、あたかもTVドラマを見るように。

「何度言ってもできない子」は
その子の事情と理由(目的)があるのです。
また、この子は大人の論理で教え込まれそうになっている子です。
(教え込もうとしているでしょ?)(してない?こりゃ、失礼しました。)

その子の能力・思考力まで立ち戻って、
自立してできるように工夫するのが教師や親の仕事です。

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アドラー心理学では
感情が先に湧きおこりその結果ある行動に出るという考え方をしません。

その代わり『感情はある目的を達成するために使うもの』だとするのです。

・子どもを動かそうとして、怒りの感情を使う
・相手を思い通りに動かそうとして、泣く
・許してもらおうとして泣く
・自分のが上だということをわからせるために怒る

どうですか?なんとなく理解できそうですか?

感情を使うのは大人の対応ではないですね。
子どもっぽいやり方です。

私的論理が強くて、行動パターンが幼い人は

感情を「使う」ことで、周囲をあるいは自分を動かそうとします。


私的論理が強くて(これ自体は特に悪いことではない)、理性的な人は

感情を「味わう」ことで、自分の思考のパターンを知り

周囲との調和を図る方法を工夫します。


できれば理性的に冷静に対応したいものです。

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私たちは感情に囚われてしまうものではありません。

感情を味方につけ、コントロールすることで

人間関係はより円滑になるのです。


ポジティブな感情は大いに表現しましょう。

ネガティブな感情は、
使用上の注意(副作用としてそれを使うと関係が悪くなる)をよく知って「使う」
または心のサインだと知って「味わう」ことをお勧めします。

「怒り」
この感情を使って私は相手をどうしたいのか

「焦り」
この感情を使って私は何を実現しようとしているのか

「悲しみ」
この感情を使って私はだれにどんなことを伝えたいのか


・・・実はどれも同じことなのですけどね。
感情を使って果たそうとしている目的を知るのです。


感情的になりそうになったら
自分を味わうチャンスです。


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