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たたかないで

Aloha!

暖かくなってくると尚更ハワイが恋しくなります。
(寒くてももちろん恋しい)

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(ワイキキ。だいすき)

今回は「子どもを躾けるとき、叩かないで」
というお話をしたいと思います。

もう叩いちゃってるよ
っていう方、もちろんいらっしゃると思います。
私も叩かれて育った子です。
めちゃめちゃ叩かれました。
「ごめんなさい」って頑なに言わなかったから。
だけどちゃんと良い大人になっています。笑

でも、これを読むと辛くなりそうって思ったら、
読まないでね。
だって、私は「たたかないで」って言うから。

でも、叩いちゃってるけど、
本当は何とかしたいんだよ〜
いい方法や考え方が知りたいな
っていう方は、読んでいただけたら嬉しいです。

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(三笠会館のプリン。だいすき)

躾って「身を美しく」という字でもわかる通り、
人としてみっともなくない振る舞いができるように教えることでもあります。
食事中は食事を楽しむ
知っている人に会ったら挨拶をする
間違いを認める
他者を許す
・・・
細かいことから大事なことまで
数え上げたらキリがないですね。

親からしたら、
「このくらいは何としても身につけてほしい」と思うことです。

つまり、抜き差しならないくらい
子どもに伝えたいのですね。

そこで、言葉だけでうまく伝わらないとつい手が出ちゃうってこと
あると思うんです。
躾じゃなくても、第一段階でうまくいかないと最終手段としてのゲンコツって
あると思うんです。

これは、大人の論理。

*****

子どもは正しい振る舞いがまだ身についていません。
そういう段階なんです。
自己抑制もまだ上手じゃありません。
(つい叩いちゃう親だって、そうでしょう?)

失敗すると叩かれる
言うことを聞かないと叩かれる

子どもはここから何を学ぶでしょう?

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(ハワイっぽいパンケーキ。だいすき)

子育ては、
子どもが成長する過程で、親の価値観や社会性を教えていくことです。

教える=教育=education=引き出すこと
なんです。
子どもが本来持っている「やさしいココロを思い出して!」って
ラプンツェル(わかる?)みたいに叫ぶことなんです。
無理強いすることではありません。

叩かれることで
自分は悪い子だ、失敗した、ダメな子だということを知るでしょう。
しかし叩かれても
正しい行動はそこからは学べません。
自分を大切にすることは学べません。

*****

あなたは子どもが言うことを聞かないとき、どうしていますか?

子どもが何度も同じ不適切な行動をするとき、どうしていますか?

子どもの論理は何だろう?って考えたことがありますか?

子どもはまだ「子ども」なんですよ。

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(クレームブリュレ。だいすき)

*****

息子がおつかいに出かけ、ちゃんと買って帰って来なかったとき、
思わず
「子どものおつかいじゃないんだから、考えて買って来てよ!」
って言ったら、息子に
「ママ、〇〇(名前)まだ子どもだよ。」
って言われたことを思い出しました。
5年生くらいでした。

カッとなると大人の論理で考えちゃうんですよね。

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(ピッタ00のティラミス。だいすき)

*****


だから、たたかないで。

痛いから。

ココロが痛いから。


叩く親のココロも痛いから。


どうしていいかわからなくても、
子どもを理解しようとすることはできると思うの。
親がわかってくれたら、子どもも親をわかろうとしてくれると思うの。
(保証はできませんが)

そして、その方が「良い関係」でいられると思うのです。

そうして暮らしていたら、
いつしか、
子どもは叱ったり怒ったりする必要がないくらい
叩く必要なんて全くなかったって思うくらい
「善」でできているってわかるのだと思います。




Mahalo(ハワイ語でありがとう)
お読みいただきありがとうございました。




ごきげんよう( ´ ▽ ` )ノ’’






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プロフィール

池田彰子

Author:池田彰子
アドラー心理学、日常、ココロの中などを綴っていこうと思います。