ほどよい母親
- 2019/08/26
- 11:46
Aloha!
いつものことながらご無沙汰しております。笑
私のペースってこんな感じなんだなぁ〜
さて、ある日私は「good enough mother」という言葉を知りました。
ドナルド・ウィニコットというイギリスの精神分析家(小児科医・精神科医でもある)の言葉です。
「good enough mother」は、「ほどよい母親」と訳されています。(Wikipedia)
「ほどよい母親ってなんていい響き〜」◯0o。。。( ̄∇ ̄)
なんて思って調べたのです。

母親の始まりは赤ちゃんの誕生です。
赤ちゃんは生まれたての頃は母親に絶対依存の状況です。
母親なしでは生きていけません。
その赤ちゃんの欲求に対して母親は初めのうちは完全に応えています。
これは、母親になった人にはお分かりでしょうが理屈抜きで赤ちゃんの欲求に応えていきます。
3時間おきの授乳とかオムツ替えとか、あぁ、懐かしい。けどもうやりたくない。笑
さて、それから次第に母親は何でもかんでも赤ちゃんの期待には応えなくなっていきます。
そりゃそうだ、大人の事情ってもんがある。
でも、みなさんはこれが赤ちゃんにとってどういうことか考えたことがありますか?

(考えたことのないことを考えるときは広いところに出たい私)
今までは何でも叶えてくれた母親が
赤ちゃんの欲求に対して不適応(応えない)をすることは
とりもなおさず赤ちゃんに
「環境を提示する」、つまり世の中を体験させる第一歩になるのだそうです。
なるほど。
これは赤ちゃんが少し大きくなった幼児にも言えることで、
母親の過保護や過干渉がよくないと言われることの理論としても成り立つのではないでしょうか。
そしてもう一つ、
この、物理的には一緒の空間にいながらもそれぞれの時間を持つという体験が
「ひとりでいられる能力」をも育てるのです。
もちろん人間は社会的な生き物ですから一人では生きていけません。
そういうことではなく、社会的な生活を営みつつ「自立」できる力のことを言っています。
常に誰かといないと不安(子どもなら分離不安)
誰かに承認されないと不満足(過度の承認欲求)
みんなと同じでないと不安
・・・
こういった心理的不安定感は先に言った「ひとりでいられる能力」の発達の問題かもしれません。
結論:
ママは不完全でいいのです。
その不完全さが誰かを成長させます。
完全を求めるのをやめましょう。
完璧が100%だという盲信を捨てましょう。
逆説的ではありますが「good enough」不完全であることこそが100%なのかもしれないと
思ってみたらどうかしらん。
頑張りすぎないで、肩の力を抜いて。
自然体で愛情を表現していけば、ほどよい母親なんです。
これ即ち「good enough mother」

(パワースポットと言われたところで撮影、宇宙からのパワーをあなたに)
おまけ
先日、また別のお勉強中に
テストは80〜20%の正答率を目指して作成する
という話を聞きました。
「100点」神話がまだまだはびこっていますが
テストを作る側が80点を最高点に想定して作っているのです。
子どもに「100点」を求めたら、それができない子は勇気がくじけるでしょう。
こんな勇気くじき構造に巻き込まれてはいけません。
子どもには「80点」を要求しましょう。笑
0点でも20点でもそこから何を感じるかの方に焦点を当てて話をしてみましょう。
「テストが悪い」
「先生が悪い」
「日本に漢字が存在するのが悪い」
「ニュートンが悪い」
などと悪態をついていた子どもでも、そう思うんだね〜と受け流していたら
次第に(子どもによっては数年後に)
「授業中〇〇がわからなかった」とか「もう少し自分が〇〇」とか、
自分に目が向くようになります。
要求しすぎない
完璧を求めない
自分自身も完璧であろうとしない
これらのことがどれほど多くの恩恵をもたらすか
考えてみたことはありますか?
お読みいただきありがとうございました。
ごきげんよう
( ´ ▽ ` )ノ
・・・・・・・・・
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MAHALO(ハワイ語でありがとう)
いつものことながらご無沙汰しております。笑
私のペースってこんな感じなんだなぁ〜
さて、ある日私は「good enough mother」という言葉を知りました。
ドナルド・ウィニコットというイギリスの精神分析家(小児科医・精神科医でもある)の言葉です。
「good enough mother」は、「ほどよい母親」と訳されています。(Wikipedia)
「ほどよい母親ってなんていい響き〜」◯0o。。。( ̄∇ ̄)
なんて思って調べたのです。

母親の始まりは赤ちゃんの誕生です。
赤ちゃんは生まれたての頃は母親に絶対依存の状況です。
母親なしでは生きていけません。
その赤ちゃんの欲求に対して母親は初めのうちは完全に応えています。
これは、母親になった人にはお分かりでしょうが理屈抜きで赤ちゃんの欲求に応えていきます。
3時間おきの授乳とかオムツ替えとか、あぁ、懐かしい。けどもうやりたくない。笑
さて、それから次第に母親は何でもかんでも赤ちゃんの期待には応えなくなっていきます。
そりゃそうだ、大人の事情ってもんがある。
でも、みなさんはこれが赤ちゃんにとってどういうことか考えたことがありますか?

(考えたことのないことを考えるときは広いところに出たい私)
今までは何でも叶えてくれた母親が
赤ちゃんの欲求に対して不適応(応えない)をすることは
とりもなおさず赤ちゃんに
「環境を提示する」、つまり世の中を体験させる第一歩になるのだそうです。
なるほど。
これは赤ちゃんが少し大きくなった幼児にも言えることで、
母親の過保護や過干渉がよくないと言われることの理論としても成り立つのではないでしょうか。
そしてもう一つ、
この、物理的には一緒の空間にいながらもそれぞれの時間を持つという体験が
「ひとりでいられる能力」をも育てるのです。
もちろん人間は社会的な生き物ですから一人では生きていけません。
そういうことではなく、社会的な生活を営みつつ「自立」できる力のことを言っています。
常に誰かといないと不安(子どもなら分離不安)
誰かに承認されないと不満足(過度の承認欲求)
みんなと同じでないと不安
・・・
こういった心理的不安定感は先に言った「ひとりでいられる能力」の発達の問題かもしれません。
結論:
ママは不完全でいいのです。
その不完全さが誰かを成長させます。
完全を求めるのをやめましょう。
完璧が100%だという盲信を捨てましょう。
逆説的ではありますが「good enough」不完全であることこそが100%なのかもしれないと
思ってみたらどうかしらん。
頑張りすぎないで、肩の力を抜いて。
自然体で愛情を表現していけば、ほどよい母親なんです。
これ即ち「good enough mother」

(パワースポットと言われたところで撮影、宇宙からのパワーをあなたに)
おまけ
先日、また別のお勉強中に
テストは80〜20%の正答率を目指して作成する
という話を聞きました。
「100点」神話がまだまだはびこっていますが
テストを作る側が80点を最高点に想定して作っているのです。
子どもに「100点」を求めたら、それができない子は勇気がくじけるでしょう。
こんな勇気くじき構造に巻き込まれてはいけません。
子どもには「80点」を要求しましょう。笑
0点でも20点でもそこから何を感じるかの方に焦点を当てて話をしてみましょう。
「テストが悪い」
「先生が悪い」
「日本に漢字が存在するのが悪い」
「ニュートンが悪い」
などと悪態をついていた子どもでも、そう思うんだね〜と受け流していたら
次第に(子どもによっては数年後に)
「授業中〇〇がわからなかった」とか「もう少し自分が〇〇」とか、
自分に目が向くようになります。
要求しすぎない
完璧を求めない
自分自身も完璧であろうとしない
これらのことがどれほど多くの恩恵をもたらすか
考えてみたことはありますか?
お読みいただきありがとうございました。
ごきげんよう
( ´ ▽ ` )ノ
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