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未来は自由に決められるか

心理学を勉強したり、カウンセリングやコーチングを受けたりすると
「前向きにならなくちゃ!」
「くよくよするのやめよう!」
って気持ちになって
無理をしたり、頑張ろうとしたりということがあります。

ポジティブになろうとするのはいいのですが
ただそれだけで考えると、実際には
自分が本来思ったことと違うことや
自分の本来の姿とかけ離れた結論(行動)を
自分で考え出してしまうことがあります。

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例えば・・・
思春期の子どもとうまくコミュニケーションが取れない。
家事を分担してほしいけど子どもは色々理由をつけてやらない。
イライラする。どう伝えたらいいかわからない。
  ↓
誰かに相談してちょっと気持ちが落ち着く。
  ↓
そこで、(ちょっと無理して)子どもの思春期が通り過ぎるのを待ってみようと思う。
と、結論を出す。
覚悟をすることでイライラしなくなるような気がする。
・・・
これって、本当にそれで何の問題もなければいいと思うのですが、
本当は「ちゃんとコミュニケーションをとりたい」んじゃなかったのかな?
本当は「家事を手伝ってほしい」のではなかったのかな?
・・・というような。

本来思ったことと乖離があるかどうか
その境目はケース・バイ・ケースで、
はっきり「これ」というものを私はまだ見つけられないので難しいのですが、
本質から目をそらしてポジティブに考えようと思っても
少し後でまた同じ問題に行き当たるのではないでしょうか。

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私のこれまでの生き方が実はそんな感じだったのです。

・今ここにある小さな幸せに気づこう
・もうすでに手にしているものを大事にしよう
・現状に満足して幸福感を味わおう
・自分にできる小さな貢献を積み重ねよう
これ全部、私はいいことだと思って頑張ってきました。
もちろん、今でもどれも大事なことだと思います。

でも、私は本当に満足していたわけではなかったのです。
本質的な幸福感を求めながら、どこかであきらめていました。

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本当は
・きっとこの先に待っているワクワクすることを確かめたい
・もっと貪欲に自分の未来を信じていい

私は自分には可能性があると思っています。
世界にはまだ私が知らない面白いことがたくさんあると思っています。

本当のポジティブは
リスクを引き受けながらもきっと大丈夫と
新しい扉を開くような
明日がやってくるのを正面向いて待つような
そんな姿なのではないかと思うのです。


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(最近食べた初めての味、フォアグラのマカロン=めっちゃ美味しい‼️)


私たちは誰でも未来を手にしています。
その未来がどんなものであるかは
未来にならなければ知ることはできないでしょう。
しかし、その未来をどんなものにしたいかは
今決めることができるのです。
自分で決めていいのです。
誰の許可もいらない。
「どうなりたいか、どんな未来にしたいか」
それを考えることは完全に自由なんです。

その「自由」を信じてみようという気持ちになる、
それができるかどうかが未来の創造性や可能性を左右する境目のような気がします。
本質に向き合うかどうかの境目もその辺と関係があるのではないかと思います。
これってもしかしたらとても難しいことなのかもしれません。
特に私のように頑張りの利く耐久性の高い人間にとっては(笑)

今、それがどういうことかわからなかったら、
とりあえず笑っておきましょう。
きっと気づく時がありますよ。
もう、考え始めちゃったのだから。

あなたは 自由に「どうなりたいか」を考えていますか?






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お読みいただきありがとうございました。

またね。:)

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プロフィール

池田彰子

Author:池田彰子
アドラー心理学、日常、ココロの中などを綴っていこうと思います。