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ちょっとした我慢

Aloha!お元気ですか?


前回、幸せについて書いたときに
「貢献感」という言葉を使いました。

今回はこの「貢献感」について考えようと思います。
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「私は社会の中である役割を持っていて、何か(誰か)の役に立つことができる。」
「他者と協力することは楽しい」
「喜んで役に立とう」
「共同体にとって建設的な答えを選択しよう」
・・・というような考え、感覚を「貢献感」といいます。



ある勉強会で「貢献感」について話題になりました。
そのとき私は「なるほど!」と、
新しい考えにたどり着いたような感覚になりました。

それはこんなことです。
貢献には2つの要素がある
(1)他者を助ける・協力する
(2)他者のために断念しなくてはいけないこともある

この(2)は、私にとって新しいアイデアでした。
人を喜ばせるために自分が嫌な思いをする必要はありませんが、
自分ができることならば
「やりたくても我慢する」ことが貢献につながるというのです。

誤解がないように言葉を付け足します。
滅私奉公ではありません。
そうしなさい!ということでもありません。

人に良かれと思い自分をコントロールして
辛くなってしまった人をたくさん知っています。
そういうことではないんです。

自分に余裕があって「貢献したい」と思ったとき
この考えを思い出せたらいいな、と思います。

貢献することを自分自身の喜びとして
自身の人生をより良いものにするために、
他者の人生の役に立つように、
自分にできる「ちょっとした我慢」を実践することが「貢献」につながるのです。

具体的には
・大きな声で怒鳴りたいけど静かに伝える
・部屋でゴロゴロしていたいけど迎えに行く
というようなちょっとしたことから
・正しいことをする
というような大きなことまで
「私は貢献する能力がある」
と、思えるような道を選択して行くのです。

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目の前に「大変だな〜」って思うことがあったけれど、
このアイデアに私は勇気をもらいました。

私は今、「ちょっとした我慢」を
喜んでしようではないかと思っているところです。


あなたはどんなことで「貢献感」を感じますか?


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お読みいただきありがとうございました。
また会いましょう。
Mahalo(ハワイ語でありがとう)

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プロフィール

池田彰子

Author:池田彰子
アドラー心理学、日常、ココロの中などを綴っていこうと思います。