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「本当はどうなりたい?」って聞かないで

アドレリアン・コーチングのワークで、
まあ、コーチングって共通すると思うのですが、

「何の制約もなかったら本当はどうなりたいですか?」
って、聞かれるんです。

2016年の1月に梶野真氏の「アドレリアン・コーチング」のワークをするときにも、そんな質問項目がありました。

私は手を上げて、進行を止めてでも言いたいことがありました。

「はい!私はその【何の制約もなかったら】っていうのを考えるのが本当に嫌です。
何の制約もないわけがないし、考えたところであとで現実と向き合うときにイライラする」
というようなことを言う勇気、もとい、そう発言したのです。

本気でそう思っていました。

制約の中で生きて来た私です。
制約の中の自由を見つけ、
制約の法の目をかいくぐって自由をかき集めていた私にとって
「何の制約もない」世界なんか、
自分とは関係ないんだと思っていました。
そう思わなくちゃやっていけなかった。

きっと目を三角にして、口を尖らせていた私に、
梶野氏はいつもの調子で
「そうですかー。まあ、やってみてください。」
なんて、にやにやして言うんです。
私は仕方なく
「そうですか?じゃあ、やります」
って、半ばむくれながらワークをすることにしました。

このワークは私にとってめちゃめちゃ効いた!
後日、友人や受講生にも同じワークをしたところ、やっぱりみんな何かが剥がれ落ちる。
詳細はちゃんとメンターのいるところでワークをしたほうがいいと思いますので割愛しますが

ワークの使用前のあっこ:
「制約があるのが人生。夢とか言ってバカバカしい!」

「本当はどうなりたい」ということが「夢」私にとっての「夢物語」とイコールだと思っていたので。

ワークの使用後のあっこ:
「本当は、語学留学したいんだ、私」


我ながらえええええええええ?!!!!
となった忘れもしないあの日

あの日を界に、私は変わりました。

それが
こうして2日前まで会ったこともなかった人の家で
長年の友人のように一緒にスーパーに買い物に行き、
言葉の不自由さはあるものの人生を語り、
「おやすみ」を言い、
ハワイの夜風に吹かれてブログを書く
今の私に繋がっているのです。

すごい話でしょう?

でも、事実なんです。

だから私は梶野真氏のファンで、友人で、彼を尊敬し彼に感謝する毎日です。
(ちょっと盛りました……毎日ってところ)

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(ハワイの大荷物の中にかろうじて入れてもらえた書籍たち)

こういうのを開示するのに勇気がいるのは
私がまだ「人からどう思われるか」を気にしているってことだろな〜。笑



みなさんも
自分の信念、特に「〜に違いない」「〜のはずだ」って思っていることを
入念に疑ってみることをお勧めします。

 では、どの信念を疑ってみますか?

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(外国のスーパーって色彩を活かして陳列していると思う)

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プロフィール

池田彰子

Author:池田彰子
アドラー心理学、日常、ココロの中などを綴っていこうと思います。